「生ける亡者の死」に登場する吸血鬼。
元は人間。最愛の恋人リーサとともに、幽霊屋敷と評判の城を面白半分に訪ね、そこを棲家にしていた吸血鬼、ヘンツィック卿の餌食となり、リーサともども吸血鬼にされてしまう。
元々、望まずに吸血鬼になり、吸血鬼になってからもリーサとの愛情が変わらなかったために、人間に戻ってリーサと普通の幸せな生活を送りたいと願っていたが、大地の精霊に「人間には戻れない」と告げられる。
その代わり、憎きヘンツィック卿を倒す力を精霊に与えてもらい、リーサと力を合わせて勝利。
それから、300年ほど、二人で愛情深い吸血鬼生活を営んでいた。
最後には、胸に杭を刺して死ぬが、「自殺」である。
吸血鬼としての能力・特徴
- コウモリに姿を変えることができる。
- 血は吸うが、人間の血を吸うことは好まず、動物たちの血を吸う。
- 青白い顔。
- とがった歯。
- 死臭がする。
- 夜目がきく。