ノスフェラトゥ NOSFERATU(1922)

内容

ブラム・ストーカー「吸血鬼ドラキュラ」の映画化だが、正式な著作権使用の許可を取っておらず、ドラキュラ伯爵の名前はオルロック伯爵に、舞台はイギリスからブレーメンに変更されている。
最後に、オルロック伯爵を仕留めるのは、日の光。ヒロイン:ニーナの吸血に夢中になったオルロック伯爵は(ニーナは、わが身を差し出して吸血鬼を足止めさせるのだ)、夜明けを忘れて日光を浴び、滅ぼされてしまう。

出演

マックス・シュレック、アレキサンドル・グラナッハ、グスタフ・フォン・ワンゲンハイム、グレタ・シュローデル・マトレー

スタッフ

監督……F・W・ムルナウ
製作……ヘンリク・ガレーン
美術……アルビン・グラウ
撮影……フリッツ・アルノー・ワーグナー、ギュンター・クランプフ

その他情報

  • シュレックは、「鼠」をイメージしたメイクをしているため、大変気持ち悪い吸血鬼になっている
  • 「吸血鬼ドラキュラ」の映画化としては、最初の作品である
  • グラウ発案のメイクにより、シュレックは、映画の序盤から終盤に向けて、徐々に指を長くしていっている。
  • シュレックの手のポージングは、大変に気持ち悪い
  • 主人公の名前を変え、舞台の地名も変えたが、ストーカーの未亡人は、「あきらかに『吸血鬼ドラキュラ』のストーリーだ」として抗議した。
  • 1979年に、クラウス・キンスキー主演でリメイクされている(もちろんカラー作品)
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