わたしは、吸血鬼

ヘンリー・カットナー

※ネタバレしています※

映画監督ハーディのパーティに出たマートは、吸血鬼役者としてハーディが見出してきたフュテーヌ(通称シュヴァリエ)に紹介される。また、恋人のジーンから、「デミングの妻、サンドラが原因不明の貧血で亡くなった」と聞く。サンドラののどには、小さな傷があったという。
後日マートは、カメラマンがシュヴァリエを写した映像に、妙な霧が写っているのを見せられる。映像をマートに見せた直後、カメラマンは謎の死をとげた。マートは漠然とシュヴァリエに疑惑を持ち始める。
やがてマートは、ハーディも、ジーンも、のどに同じ小さな傷があることに気づく。のどの傷から、ある可能性を思いついたマートに、シュヴァリエがジーンを連れ出したとの情報が入る。
マートがハーディに「シュヴァリエは何者なのか」と問い詰めると、ハーディはシュヴァリエが吸血鬼であること、「自分は吸血されて僕となり、彼には逆らえない」と打ち明ける。
マートはハーディから聞き出したシュヴァリエの家に向かい、シュヴァリエに「ジーンは、自分のかつての恋人ソーニャに生き写し。ジーンを吸血しようと思ったが、ソーニャと同じ目にあわせることはできなかった」と告白される。
シュヴァリエは、自分の昼間の寝場所に入る鍵をマートに渡し、自分の始末をマートに託して去る。

●吸血鬼としての特徴
・手が氷のようにつめたい
・真っ青な肌
・血のように赤い唇
・首から血を吸う
・鏡に映らない
・写真に写らない
・胸にを打ち、首を切り落とされると体が滅んでしまう

《邦訳状況》
●原書房「吸血鬼伝説 ドラキュラの末裔たち」冨田ひろみ訳

==旧ブログ時代に頂戴したコメント==
はじめまして。
このお話いいですね。
罪悪感に囚われる吸血鬼というプロットもなかなかですし、
生きながらしもべにされて、吸血の対象を引き寄せようとする映画監督も素敵です。^^
この文脈から判断すると、吸血鬼のかつての恋人ソーニャも、吸血されてしまったのでしょうか。

お話のひとつひとつから吸血鬼についての特徴をピックアップされているたんねんな手法に敬服です。
またおうかがいさせていただきます。
Posted by 柏木 at 2010年06月06日 03:47

柏木さん、いらっしゃいませ。
レスが遅くなり、失礼しました。
うちは、ほとんど管理人の自分用メモみたいなブログですので、吸血鬼のデータが必要でしたら、お役にたつこともあるかもしれません。
ただ、普通にネタバレしちゃってますので、その点お気をつけくださいませ。

吸血鬼ものって、基本メロドラマですよね。新しい作品ほど、メロドラマな気がします。
Posted by 管理人 at 2010年06月20日 22:47
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