吸血鬼ドラキュラ Dracula(1958)

製作

ハマー・フィルム

内容

ブラム・ストーカー作 「吸血鬼ドラキュラ」の映画化。世間的に、もっとも有名なドラキュラ映画と言えば、「魔人ドラキュラ」よりも、むしろ本作である。

登場する吸血鬼の特徴

  • 鏡に映らない
  • 夜行性
  • 怪力
  • 十字架が嫌い
  • 胸にを打って滅ぼすことができる

出演

クリストファー・リー、ピーター・カッシング

スタッフ

監督……テレンス・フィッシャー

その他情報

  • 本作の試写会では、会場はドラキュラの恐怖に飲み込まれ、主演俳優のリーが現れたときには、恐怖で会場がザワついたと伝えられている
  • 製作当時は、カッシングの方がビッグネームだったため、ビリングのトップがカッシングである。つまり、ドラキュラ役よりもヘルシング役のほうが大きくクレジットされている
  • ドラキュラ役のリーは、まだまだ無名の役者だった。そのため、吸血鬼ドラキュラのギャラは、わずかなものだったと言われている
  • 本作が世界中に配給された後も、リーには「世界的に有名になった」という自覚が無く(低ギャラだったし)、その事実をリーに自覚させたのはサミー・デイビスjrである
  • 主演俳優が低ギャラだったこの映画は、要するにいわゆるB級=低予算映画だった。ハマーは少ない金額を投入して、莫大な興行収入を上げたのである
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