レイモンド・T・マクナリー Raymond T. McNally

作家、歴史家。(1931~2002)
幼少期から、吸血鬼映画、吸血鬼小説のファンだった。

ボストン大学のロシア・東ヨーロッパ史教授を勤めていたときの同僚教授、ラドゥ・フロレスクと共著で「ドラキュラ伝説 -吸血鬼のふるさとをたずねて」を書き、ドラキュラと吸血鬼関係の専門家として知られることになる。
フロレスク&マクナリーのドラキュラ研究・探索は、もともとルーマニア人であるフロレスクの功績が大きく伝えられることが多いが、共同研究の口火を切ったのはマクナリーであり、それを支えたのが、彼の吸血鬼愛であった。

「ドラキュラ伝説 -吸血鬼のふるさとをたずねて」には、ドラキュラのモデルと言われるヴラド・ツェペシュの生涯や、ドラキュラ城探索の様子が魅力的に紹介されている。

(「ドラキュラ伝説 -吸血鬼のふるさとをたずねて」は、管理人が吸血鬼本を漁り始めるきかっけとなった本であり、個人的に、マクナリー&フロレスクのお二人には、非常に感謝している)

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