デュラン・ディーコン夫人

「ロンドンの吸血鬼」事件の、9番目の被害者。事件の犯人である、ジョン・ジョージ・ヘイグと同じアパートに住んでいた。90キロも有る大柄の中年女性。
1949年2月18日、ヘイグの部屋を訪ね、殺され、喉から血を吸われた。

ディーコン夫人の失踪が明らかになったとき、警察は、夫人に最後に接触した人物として、ヘイグを長時間取り調べている。
このことを書いた新聞記事により、事件の7番目の被害者の兄、アーノルド・バーリン氏が、「ヘイグの周囲で失踪事件が相次ぐ」→「殺人鬼だ」と気づき、警察に通報したのが事件解決につながった。

ヘイグのアパートに踏み込んだ警察は、ディーコン夫人の所持品の一部と、溶け切れなかった遺体の一部を発見。ヘイグは逮捕された。

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