アーノルド・バーリン

「ロンドンの吸血鬼」事件の、7番目の犠牲者ローズ・ヘンダーソンの兄。「ロンドンの吸血鬼」事件の犯人ジョン・ジョージ・ヘイグを逮捕する、直接のきっかけを作った人。

バーリン氏は、妹ローズから、「自分達の別荘を売却する広告を出したら、ヘイグという人が、言い値の倍近い金額で買おうと言ってきた」との話を聞いたときから、「どうもヘイグはまともな人間ではない」と感じていた。
その後、ヘンダーソン夫妻は消息を絶ち、財産などの、すべての後始末をヘイグがしていることを知ったバーリン氏は、ヘイグを疑い、警察に知らせるつもりだとヘイグに言う。しかし、筆跡を偽造するのが得意なヘイグ(詐欺の前科が複数ある)は、ローズの筆跡を真似てバーリンに手紙を書き、うまくだましてしまった。手紙の内容は、「イギリスを離れ、南アフリカに移住する」というもの。ヘイグは、南アフリカの新しい住所も、もっともらしく書き添えた。
しばらくは、バーリン氏もだまされていたが、母親の危篤を知らせる手紙を南アフリカに送っても、ローズが何の返事もよこさないことから、再び状況を疑い始める。
バーリン氏はヘイグに電話し、「ロンドンの警察に行こうと思う」と話した。
するとヘイグは、「その前にうちに寄ってください」と言った。(ヘイグは、バーリン氏とその家族を殺してしまうつもりだった)
しかし、危篤だった母親が亡くなったため、バーリン氏はすぐにはロンドンに出てこられなかった。これが、バーリン氏の命を救ったのである。
母親を見送った翌日、バーリン氏は何気なく新聞を読んでいて、「デュラン・ディーコン夫人が失踪。失踪した日に、ジョン・ジョージ・ヘイグという男と会っていた」との記事を発見。ヘイグが殺人鬼だと悟る。
バーリン氏は、警察に通報し、ヘイグが逮捕された。

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