斎木晶子

「血霊」の登場人物。主人公北川の恋人。翻訳家。

多分、額田に吸血されて吸血鬼にされてしまったと思われる。また、吸血鬼になった直後に家を訪ねてきた北川を、吸血したと思われる。(はっきり吸血鬼にされたとも、吸血したとも描かれてはいない)

額田に吸血されたのだとすると、なぜ額田が晶子を選んだのか、なぜ晶子の家を知っていたのかが謎である。額田と晶子に面識はなく、額田と北川の間に晶子に関する会話もない。つまり、二人には接点が無いのだ。

額田が晶子に近づいて吸血するには、

  • 全くの偶然
  • もともと二人は知人だった(晶子は会ったことは無いと言っているが、それが嘘かもしれない。額田を非常に魅力的だと言っている)
  • 吸血鬼になってから、北川に近い女性を調べて近づき、吸血した
  • 吸血鬼になって、北川と感情・情報を共有する力を持った

などの可能性が考えられる。一番あり得そうなのが、最後に書いた「北川との感情・情報の共有」なのだが、それに関する説明は、物語上一つもない。

タイトルとURLをコピーしました