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吸血鬼名簿

スミス

「血の兄弟」に登場する吸血鬼。 ドーカスという娘に血を吸われ、吸血鬼になってしまう。几帳面な性格。吸血鬼になったために、守るべき決まりが増えたことや、昼夜の生活が逆転したことや、マント・棺おけの代金が高いことで、非常に困っている。 習性・特...
吸血鬼小説

血の兄弟

チャールズ・ボーモント(Charles Beaumont)作 精神科の医者と、患者スミスの会話。スミスは、自分を吸血鬼だと主張する。ドーカスという娘に噛まれ、吸血鬼にされてしまい、そのために、マントを買うわ、棺を買うわで出費がかさみ、やりき...
吸血鬼関連〈実在〉人名簿

チャールズ・ボーモント Charles Beaumont

アメリカの作家、脚本家(1929~1967)。小説も、脚本も、怪奇ものをもっとも得意とした。しかし、怪奇といっても、単に怖いというよりも、ボーモント独特の変化球的怖さであり、いわゆる「奇妙な味」のある作家。 チャールズ・ボーモントの吸血鬼小...
吸血鬼名簿

コーバーマン

「二階の下宿人」に登場する吸血鬼。(作中で「吸血鬼だ」とは断言されていないが) 彼が町に引っ越してきてから、その町で不審な殺人や失踪事件が起こり始める。彼は、夜の仕事をし(何の仕事とは書いていないが、身なりは良いようだ)、昼は寝ていて、表で...
吸血鬼小説

二階の下宿人

レイ・ブラッドベリ作 ※ネタバレしています※ 11歳の少年、ダグラスは、おばあさんが鶏をさばくのを見るのが好きな少年。ダグラスの気にくわないヤツは、二階に下宿しているコーバーマン氏である。彼は、初めて会ったときから、ダグラスに不吉なものを感...
吸血鬼関連〈実在〉人名簿

レイ・ブラッドベリ Ray Bradbury

アメリカのSF作家。情感にあふれ、感傷や郷愁で人の胸を揺さぶるのが大得意なSF作家である。SFと言えば「未来的、なんか宇宙船的、光線銃的。だからキライ」と言っている人でも、「ブラッドベリは大好き」というケースは非常に多い。 ●レイ・ブラッド...
吸血鬼関連〈実在〉人名簿

ドロシー・ピーターソン

アメリカの女優。1927年の「ドラキュラ」ブロードウエイ公演で、ルーシー役を演じた。 舞台にも何本か出演しているが、世間的には映画での活躍の方が有名であろう。私は、相当おばさんになってからのドロシーの顔しか見たことが無く、「あの人が舞台のル...
吸血鬼関連〈実在〉人名簿

テレンス・フィッシャー

映画監督。英ハマープロ製作の映画「吸血鬼ドラキュラ」を監督した。吸血鬼もの、その他のホラーものの監督も、多数手がけている。 テレンス・フィッシャー作の、主な吸血鬼映画 「吸血鬼ドラキュラ」「吸血鬼ドラキュラの花嫁」
吸血鬼関連〈実在〉人名簿

平井呈一

翻訳家。(1902年 東京生)日本で、最初に「吸血鬼ドラキュラ」を完訳した人。怪奇小説、推理小説の翻訳を得意とした。早稲田大学英文科中退。 ●平井呈一訳 吸血鬼ドラキュラ (創元推理文庫)
吸血鬼関連〈実在〉人名簿

ハーバート・バンストン

俳優。1927年のブロードウエイ版「ドラキュラ」と、映画「魔人ドラキュラ」でセワード医師を演じた。元々は、イギリスの舞台役者だったが、後にハリウッドに拠点を移している。1930年頃のミステリ映画を丹念に見た人なら、バンストンの名前を知ってい...