血税の島

ルイ=セバスチャン・メルシェ

※ネタバレしています※

血合いソーセージを食べ過ぎた人の夢として語られる物語。
「島の指導者が、人間の血を食料にしている〈血税の島〉というところにつれていかれた。島の住人は、満月の夜に血を徴収されることになっている。(血の徴収量は40歳を境に少なくなる)島の指導者は、血の味にうるさく、病人、貧乏人の血は好まない」

物語の中では、血が「お金の代わり」のような表現がある。

登場する吸血鬼の特徴

  • 吸血鬼なのか、血を飲むのが好きな人なのか不明
  • 美食家(おいしい血が好き)
  • 犠牲者の腕の血管を切り開いて、そこから血を飲む

邦訳状況

白水社「フランス幻想文学傑作選1」に収録。植田祐次訳。

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