ドラキュラ都へ行く Love at First Bite(1979)

●サイモン・プロダクション

内容

故国ルーマニアを追い出されたドラキュラ伯爵(ルーマニア人民委員会に城を接収されてしまった)は、レンフィールドをつれてアメリカに渡る。そして、かねて雑誌で見て気に入っていた人気モデルのシンディに接近し、シンディの恋人(実はヘルシング教授の子孫)の妨害をかいくぐり、恋を実らせる。

数あるドラキュラ・パロディの中でも、格別に洒落てロマンチックなコメディである。

登場する吸血鬼の特徴

  • 首から血を吸う
  • 夜行性
  • 催眠術が得意
  • 狼たちに命令することができる
  • 念力(?)でナイフを曲げたり、人を投げ飛ばしたりできる
  • コウモリに変身できる
  • ダンスが得意
  • ピアノ演奏がうまい
  • 銃で撃っても死なない。もちろん、銀の弾丸で撃ってもしなない(それは狼男退治の方法だってば!)
  • 本当は、日中に出歩き、チキンとかフィッシュアンドチップスとか食べたい、と思っている

出演

ジョージ・ハミルトン、スーザン・セイント・ジェイムズ、リチャード・ベンジャミン、ディック・ショーン、アート・ジョンソン

スタッフ

監督……スタン・ドラゴッティ
製作……ロバート・カウフマン
脚本……ロバート・カウフマン
撮影……エドワード・ロッスン

その他情報

  • レンフィールド役のアート・ジョンソンは、完全にドワイト・フライのレンフィールドをパロっている
  • 本作タイトルの「Love at First Bite」は、もちろん「Love at First Sight(一目ぼれ)」をもじっている。それを重視して邦題を付けるなら、「一噛みぼれ」ということになるのだろうか
  • 伯爵とシンディがディスコで踊る曲は、アリシア・ブリッジスの「I Love The Nightlife」。非常にノリの良いディスコ・ナンバーである。夜行性の伯爵にふさわしい曲として選ばれたのだろう。(アリシアのパワフルなパフォーマンスはyoutubeで見られる→アリシア・ブリッジス アイラブザナイトライフ
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