聖水と吸血鬼
聖水とは、キリスト教の司祭によって祝別された水のこと。ミサなどで使用される。
これをかけられると、吸血鬼にとっては、多分「熱い」らしい。
吸血鬼小説や、映画では、聖水をかけられた吸血鬼は、皮膚が焼け爛れたようになり、蒸気がしゅーしゅー出たりする。(硫酸をかけられたような感じ?)
短所は、十字架のように、同じものをずっと持っているわけにいかず、必要なときに、司祭に頼んでもらってくる必要があること、うっかりこぼしてしまったらパーになること、などが挙げられる。
聖水が効くのは、キリスト教圏の吸血鬼に限る。また、現在はキリスト教圏でも、その土地にキリスト教が入る前からいる吸血鬼には効かない、という場合もあるので、注意が必要。
余計なおはなし……管理人の実家の聖水
管理人の実家には、マリア像みたいなものが描かれた小瓶に水の入ったものがあり、うちでは「聖水」と呼んでいるものがある。
これは、家族が入院した時に、知人からお守りとして頂いたものである。どうやら、どこかの教会だか修道院だかで買ってくれたものらしい。
これが、いわゆる「聖水」なのかどうか、ちゃんと確認しなかったので今となっては分からない。拝んでもらった水なのか、教会の敷地から出た湧き水かなにかなのか、まったくわからないからである。
なので、一応家族たちは「聖水」と呼んでいるが、吸血鬼避けになるのかどうかは疑問である。