*

吸血鬼の静かな眠り

公開日: : 最終更新日:2016/08/30 吸血鬼小説

吸血鬼の静かな眠り
赤川次郎

※ネタバレしています※

中学生の敏子は、家族とともに貸し別荘(持ち主は外国人)を訪れ、地下室を探検して棺桶らしきものがあるのを見つける(敏子は、「出してくれ」という、声にならない声を聞く)。両親が棺桶の蓋を開けたが、中には何も無かった。

しかし、その日から、家族の様子が一人ずつおかしくなっていく。
両親も弟も吸血鬼になってしまったと察した敏子は、別荘に火をつけて焼き払う。

やがて、大人になった敏子が別荘のあった場所を訪れると、再び「出してくれ」と声が聞こえてくる。

スポンサーリンク


登場する吸血鬼の特徴

●厳密に言えば、「吸血鬼」は登場しない。弟の視点で、夜中、目の前に「父親よりも大きな姿」が現れることだけが、それらしいものの直接描写である。

●吸血シーンは無く、どこから吸血されたのかも不明

出版状況

吸血鬼アンソロジー「血と薔薇のエクスタシー」幻想文学出版局 に収録

●「血と薔薇の誘う夜に 吸血鬼ホラー傑作選」角川ホラー文庫 に収録

●「屍鬼の血族」桜桃書房 に収録

●「怪奇博物館」角川ホラー文庫 に収録

関連記事

ベールブラウ荘奇談

E&H・ヘロン(E&H Heron)作 ※ネタバレしています※ ベールブラウ荘には、昔か

記事を読む

血の末裔

リチャード・マチスン作 ※ネタバレしています※ ジュールスは、吸血鬼になりたくてたまらな

記事を読む

お客様はどなた?

オーガスト・ダーレス作 ※ネタバレしています※ 吸血鬼の姉弟が、通りすがりの仮装パーティ

記事を読む

生ける亡者の死

E・エヴァレット・エヴァンズ(Edward Everett Evans)作 ※ネタバレしていま

記事を読む

謎の男

作者不詳。 ※ネタバレしています※ ●ストーリー オーストリアの勲爵士、ファーネンベル

記事を読む

ヘンショーの吸血鬼

ヘンリー・カットナー(Henry Kuttner)作 ※ネタバレしています※ チャーリー

記事を読む

マント

ロバート・ブロック作 ※ネタバレしています※ ストーリー ヘンダースンは、怪しい貸

記事を読む

血税の島

ルイ=セバスチャン・メルシェ作 ※ネタバレしています※ 血合いソーセージを食べ過ぎた人の

記事を読む

血の兄弟

チャールズ・ボーモント(Charles Beaumont)作 精神科の医者と、患者スミスの会話

記事を読む

かわいいベイビー

カレン・ロバーズ作 6歳のピーターは、両親がルーマニアから連れてきて養女にした妹が好きになれな

記事を読む

PREV
蝙蝠
NEXT
敏子
PAGE TOP ↑