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パリ吸血鬼

公開日: : 最終更新日:2015/01/05 吸血鬼小説

クロード・クロッツ(Claude Klotz)

※ネタバレしています※

フェルディナン・ポワトヴァンは、吸血鬼と人間のハーフ。父親は、偉大なる吸血鬼:ドラキュラ伯爵である。カルパチア山脈の〈流血の城〉で生まれ育ったが、人間たちに城を奪われ、父伯爵とも別れて、亡命する身となる。
フェルディナンは、フランスで暮らし始めたが、父親の血を引いて、日光や、ニンニクに弱く、食べ物は血液であるため、良い就職もできず、恋愛もできない。
しかし、あるとき、ついに彼女を見つけ、昼の日の光にも順応していけることを発見。それとともに、自分が、血液以外の「普通の」食事もできることを発見する。彼は、母親の遺伝子のために、吸血鬼から人間に変化したのだった。
人間になったフェルディナンは、恋人と結婚し、325歳で大往生をとげるまで、普通の幸せな人生を生きた。

●邦訳状況
早川文庫より、昭和58年に出版されるも、現在は絶版。古本で入手可能。古本屋では、「よく見かける」というほどではないが、マメな探求者ならば、必ずゲットできるはず。古書価格は高くても1000円弱ほどで、300円程度で売られていることも珍しくない。背表紙は白、題字は赤。タイトルに「吸血鬼」という文字が入るので、吸血鬼センサー搭載の人なら大丈夫なはず。
しかし、最近は、アマゾンで100円以下で見かけることが非常に多いので(1円でも出ることがある!)古書のWeb買いが嫌いでない方は、まずはアマゾンをのぞいて見ることをおすすめしたい。
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