「謎の男」の登場人物。
シレジア、グロガウ城の城主。
フォーネンベルク勲爵士の姪、ベルタと婚約している。
トルコ軍との戦で、右腕を失い、大公より、黄金の義手を授けられた。黄金の義手は、イタリアの職工に作らせたもので、ばね仕掛けで、超人的な力を発揮できる。
戦で、ハンガリーに従軍した際、吸血鬼の被害にあい、ヴォイスラウの超人力を、「吸血鬼の力」と勘違いされ、吸血鬼の仲間と思われる経験をしている。
この経験から、フランチスカの病気が、吸血鬼に襲われたものと見抜き、吸血鬼退治に乗り出す。
吸血鬼事件の後、ベルタと結婚する。
【「謎の男」収録のアンソロジー】
「ドラキュラのライヴァルたち」