ステファン・ランコウスキー一等兵

「最後の手段」に登場する吸血鬼。

ベトナムで従軍していた。
所属小隊の仲間の血を吸い、5人の犠牲者を出した。
血を吸っている現場を目撃され、モーツェック軍曹に殺される。手榴弾を使って殺されたため、死体が残らず、蘇ることができなくなった。

どうして吸血鬼になったのか不明。ただし、ベトナムに向かう前から吸血鬼だったはず。家族もそれを承知していて、そのため、「戦死」の報を聞いても取り乱さず、死体を待っている風情だからである。
どうやら、彼の家族も、すべて吸血鬼と思われるが、この小説に「吸血鬼」という言葉は一切無く、完全に「ほのめかし」だけであるのが面白い。

特徴

  • 首から血を吸う
  • 体が残っていれば、蘇ることは可能だったと思われる

「最後の手段」収録のアンソロジー

「ドラキュラのライヴァルたち」

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