ネヴィル

「スタイルの問題」に登場する吸血鬼。

子供の頃から映画好き。とりわけホラー映画好きで、ベラ・ルゴシのファン。
吸血鬼に憧れ、子供の頃には「吸血鬼用の牙」を両親に買ってもらっていた。
夜間大学の同級生、マーガレットに噛まれ、吸血鬼となる。(ちなみに、マーガレットとのデートで見た映画は「女ドラキュラ」のリバイバル上映である)

吸血鬼になったものの、なかなか女の血が吸えず(もてないから)、女装して男を獲物にしたりするはめになるが、それでも、何とか男の吸血鬼として女を誘惑しようと、吸血鬼映画を見て研究を積む。
その成果で、ベラ・ルゴシ風を完全にマスターし、女を狩りに出かけるが、逆にとんでもない女に狩られてしまう。

吸血鬼としての特徴

  • 皮膚が冷たい
  • 鏡に映らない
  • 死臭がする
  • 日光が苦手
  • 首から血を吸う
  • 毎晩、自分が念じた姿形で、墓から出現できる。所有物も念じたままに所有できる。(例:高級車に乗る美男子を念じれば、そのとおりになる。車もちゃんと出現する)毎晩違う姿になることも可能。ただし、一度形を持って外に出てきたら、その日は一日その格好を変えられない。(例:美男子で墓から出たら、その日はずっと美男子)

「スタイルの問題」収録のアンソロジー

「妖魔の宴 ドラキュラ編1」

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