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選抜試験

公開日: : 吸血鬼小説

エド・ゴーマン(Edward Gorman)

※ネタバレしています※

殺し屋のリアダンは、女を殺す依頼を受ける。(「焼き殺せ」という指定を受けている)
しかし、現場に行ってみると、ターゲットの「女」は、小さな少女だった。
しかも、少女は、ジェニーと名乗り、リアダンが何をしに来たのか、すべて知っている様子。ジェニーは、リアダンの名前さえ知っていた。

リアダンは混乱するが、ジェニーに、「仕事をしないと、殺し屋としての信用がなくなる」と促され、ガソリンを撒いて火をつける。
すると、窓の外から、6羽のコウモリがリアダンの首筋に突っ込んできた。

リアダンは、吸血鬼たちの選抜試験(幼い女の子を殺せるかどうか)を通り、今では自分も吸血鬼となり、有名人を襲って仲間にする任務を行っている。吸血鬼たちの勢力を拡大するためである。
冷静沈着で、冷酷で、思い切った行動を取れる人材が、吸血鬼の社会には不足しており、リアダンはそのために吸血鬼にされたのだ。

●登場する吸血鬼の特徴
・首から血を吸う
・コウモリの姿になれる
・血だけではなく、コーヒーも飲める
・食べることはできない
・暗いところでなら、特に「先祖の墓の土が入った棺」の中でなくても寝られる
・牙がある
ドラキュラ

《邦訳状況》
●竹書房文庫「妖魔の宴 ドラキュラ編1」に収録。嶋田洋一訳。現在絶版。

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