アントニー・バウチャー作「噛む」に登場する吸血鬼。
アメリカ西部の町の、ある屋敷に住み着いている。近隣住民は、怖がって誰も寄り付かない。
「噛む」ことを、特に強調した描き方が面白い。
ドラキュラのように、「どんないきさつで発生した吸血モンスターなのか」がまったく描かれないので、カーカー族が何者なのかは、最後まで読んでもミステリーのままである。
特徴
- 姿は、細長くて茶色。生きているミイラみたいな姿
- 人間なのかどうかも不明。つまり、非ドラキュラ型である
- 噛む力が強い。人の体を噛んで、決して離さない
- 肉眼でとらえられないほど、動きが早い