「カルデンシュタインの吸血鬼」に登場する吸血鬼。
正方形で、四つの角に小塔が立った小さな城に住む。300年ほども生きている。(いや、死んでいるというべきか?)
伯爵は、悪魔と契約したか何か(詳しくは不明)で、死を克服したらしい。
代々、カルデンシュタインの城の当主は残酷な人だったらしい。
村人達は、彼が吸血鬼であることを知り、恐れて城に近寄らない。
吸血鬼譚を信用せず、城に入り込んだ旅行者などを襲い、そのたびに村の司祭に鎮められているが、死を克服しているので、完全に滅ぼされることは無い。
外見
- 背が高い。
- 青白い顔。
- 漆黒の髪。
- 爪を長く伸ばしている。
- 前歯が長くて鋭い。
- 炎のように赤く見える目。
習性・特技
- 昼は眠っていて、夜しか活動しない
- 翼があり、空を飛べる
- 十字架が嫌い
- 「ワインは」飲まない
- 血を見ると、辛抱たまらなくなって飛びついてしまう
- 自由に嵐を起こせる
- 怪力
邦訳状況
「カルデンシュタインの吸血鬼」収録のアンソロジー:「ドラキュラのライヴァルたち」