吸血鬼の静かな眠り

吸血鬼の静かな眠り
赤川次郎

※ネタバレしています※

中学生の敏子は、家族とともに貸し別荘(持ち主は外国人)を訪れ、地下室を探検して棺桶らしきものがあるのを見つける(敏子は、「出してくれ」という、声にならない声を聞く)。両親が棺桶の蓋を開けたが、中には何も無かった。

しかし、その日から、家族の様子が一人ずつおかしくなっていく。
両親も弟も吸血鬼になってしまったと察した敏子は、別荘に火をつけて焼き払う。

やがて、大人になった敏子が別荘のあった場所を訪れると、再び「出してくれ」と声が聞こえてくる。

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登場する吸血鬼の特徴

●厳密に言えば、「吸血鬼」は登場しない。弟の視点で、夜中、目の前に「父親よりも大きな姿」が現れることだけが、それらしいものの直接描写である。

●吸血シーンは無く、どこから吸血されたのかも不明

出版状況

吸血鬼アンソロジー「血と薔薇のエクスタシー」幻想文学出版局 に収録

●「血と薔薇の誘う夜に 吸血鬼ホラー傑作選」角川ホラー文庫 に収録

●「屍鬼の血族」桜桃書房 に収録

●「怪奇博物館」角川ホラー文庫 に収録

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