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ロキュラダおじさん

公開日: : 吸血鬼小説

ジョン・ラッツ(John Thomas Lutz)

※ネタバレしています※

ゴードンは、パパとママと、マデリン姉さんと、家族四人でフロリダのマンションに引っ越してきた。
上の階に住むロキュラダおじさんに、ゴードンは不吉なものを感じる。ロキュラダおじさんの体からは、湿った地下室のような、じめじめした匂いがした。

ある夜、ゴードンがマデリンの寝室をのぞくと、なぜかマデリンは窓を開け放して眠り、ロキュラダおじさんと同じ、じめじめした匂いが部屋にこもっていた。
ある日、パパとママが、近くの海岸ですべての血を失った少女の死体が発見されたらしいと話していた。
ゴードンは、マデリンが最近血の気の無い顔色をしているのが心配になる。ロキュラダとマデリンは、妙に親しくなっていた。

ロキュラダが、悪魔崇拝のしるしである、五茫星形のペンダントをつけていることを知ったゴードンは心配になり、ママに「マデリンが、ロキュラダとキスしてたみたいだ」と告げ口。ママは、マデリンを問い詰め、大喧嘩になる。
その夜、ゴードンがマデリンの寝室にそっと入ると、翼のある影が窓から飛び立つのが見えた。

次の日、ママとパパがロキュラダを訪ねると、彼はすでに引っ越した後だった。
ずっと後になって、ゴードンはマデリンと、「彼が何だったのか」を話し合う。

●登場する吸血鬼の特徴
・夜しか出歩かない
・きれいすぎる歯
・じめじめした地下室のような匂いがする
・「五茫星形」のペンダントをしている
・多分、翼で空を飛べる

●「ロキュラダおじさん」収録のアンソロジーは、「妖魔の宴 ドラキュラ編2」

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