岡部道男作の、「ドラキュラ三話」の一つ。
※ネタバレしています※
ストーリー
母親に叱られて家に帰れないでいた少年は、蝙蝠の巣がある神社で、不思議な男に会い、誘われるままに着いていって、吸血されてしまう。
吸血されて死んだ少年は、蝙蝠になって飛び立つ。
登場する吸血鬼の特徴
- 首から血を吸う
- 長身の黒い服の大男(ドラキュラ風の描写だが、「外人」だとは書かれていない)
- 蝙蝠に姿を変えることができる
- 吸血した相手も吸血鬼になる
- 一般的に、吸血鬼は教会や十字架は嫌うものだが、日本の神社は平気らしい
出版状況
吸血鬼小説集血と「薔薇のエクスタシー」に収録。