血の末裔

リチャード・マチスン

※ネタバレしています※

「血の末裔」のストーリー

ジュールスは、吸血鬼になりたくてたまらない少年。医者には「白痴」と診断されている。

ある日ジュールスは、将来の夢(=吸血鬼になりたい夢)を書いた作文を学校で読み上げ、学校をやめてしまう。毎日を目的もなく徘徊して過ごすようになり、動物園で飼育されている吸血蝙蝠を見つけ、それがドラキュラ伯爵の生まれ変わりだと思い込む。

ジュールスは、蝙蝠の檻を破って外へ連れ出し、自分で首を刺して、流れる血を蝙蝠に吸わせた。
出血で瀕死のジュールスのそばに、真っ赤な目をした男が現れ、ジュールスに「息子」と呼びかけた。

「血の末裔」 物語の特徴など

  • 最後に現れる謎の男は、多分ドラキュラその人っぽいのだが、そうとは明記されていない(その男が吸血鬼かどうかも書かれていない)
  • この後、ジュールスも吸血鬼の仲間入りをするのかなあと思われるが、そうとは明記されていない
  • 本作の吸血シーンは、吸血蝙蝠による吸血のシーンのみである。つまり、厳密に考えるなら、吸血鬼小説ではないとも言える
  • こう言うのもナンだが、「憧れを追い続け、限りなく憧れの扉を叩き続け、ついに受け入れられた少年の物語」と言えば言える

「血の末裔」の邦訳状況

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