ディーン・ウェズリー・スミス作の吸血鬼小説。
ストーリー
※ネタバレしています
足が不自由で老人ホームに入っているエドは、毎夜、若き日の忘れえぬ恋人、レベッカのことを思い出している。
ある日、ホームが事故で混乱する夜、レベッカが当時と変わらぬ姿のまま彼の前に現れる。
自分の正体を明かし、救済(恐ろしい救済だが)を申し出るレベッカを、エドは断り、愛の言葉を交わして別れる。
登場する吸血鬼の特徴
- 何百年時を重ねても、見た目が老いることが無い
- 吸血によって、犠牲者を吸血鬼にすることはできない
- 日の光が嫌い(日の光の下を歩けないわけではない)
邦訳状況
扶桑社ミステリー「死の姉妹」に収録。宮脇裕子訳。