「受け継いだ血」に登場する吸血鬼。(偽名:ペイター・フォン・ホフベルゲン)
吸血鬼族に生まれた。
幼少期より、母親に首から血を吸われている。父親には数えるほどしか会ったことが無い。
明確な描写は無いが、父親も多分吸血鬼。しかも、結構立派な吸血鬼らしい。吸血鬼族の中では、かなり上流の家であることを思わせる描写がある。
吸血鬼族であることを、12歳まで知らずに育った。そのため吸血鬼族であることをしっかり説明された後も、長いこと吸血をイメージすることすらできなかった。
吸血の欲求がようやく芽生えた後も、途中まで人間として育った倫理観から人を襲うことができなかったが、ある日強盗殺人を犯した男で自分の欲望を満たしてしまい、そこから「善人ではない、吸血の犠牲にしても良いやつ」を見つけては襲うようになる。
吸血鬼としての特徴
- 12歳まで、自分が吸血鬼とは知らなかった。ゆえに、吸血に罪悪感を持っている
- 怪力
- 首から血を吸う
あの吸血は何?
幼少期に、母親に吸血されていたのは、あれは何なのか? 吸血鬼族に生まれたということは、先天的な吸血鬼なのだと思われるので、「母親が吸血によって吸血鬼にする」ということではないのだと思う。
じゃあ、母親は、息子で吸血の欲求を満たしたのか? そもそも吸血鬼の血を吸血鬼が吸ってうれしいのだろうか。まさか、愛情表現ではないよね?