吸血鬼グッズ?

(「吸血鬼グッズ」のカテゴリに入れたものの、多分吸血鬼グッズではないものの記事です)

私は、このようなブログを持っているくせに、吸血鬼化願望が無いばかりか、吸血鬼コスプレにも興味が無い。
正確に言うと、
黒マントで、ドラキュラ城の壁を垂直につたい降りる」
とか、
吸血鬼の牙を装着して夜道を歩く」
とかには、「一回やってみたい」という気持ちをほんのかすかに感じるような気もするにはするのである。
しかし、「ほんのかすかな夢想を持つ」だけであって、本当に牙を入手(アマゾンや楽天市場で今すぐ買える)したり、着られそうなマントを選んでみたりという、現実の行為はする気になれない。

その私の洋服ダンスの中で、唯一「吸血鬼的なテイストがあるのかもしれない」アイテムがこれである。
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20111103

黒と赤のリバーシブルのストール。
おのれが着けた写真をアップするのははばかられたので、椅子の背に掛けた写真でご勘弁を。

大体において、私は、ストール・ショール・マフラーの類は嫌いなのである。かっこよく巻けないし、すぐ落っこちてくるし、どこかに忘れやすいし。こういうものは、結局おしゃれにマメな人のものなのだと思っている。(最近、輪っかになってて落ちてこない「スヌード」とやらいうものができて、あれは非常によろしいと思う)

その私が、唯一自分で買ったストールが、画像の黒×赤ストールである。安物だったくせに、なんと20年ほども愛用している。
まったくの衝動買いで(私は、普段は着るものの衝動買いはしないのだが)、なんだかふわっと買ってしまった。その「衝動」の中に、私は一抹の「伯爵っぽいじゃん」という思いの存在を感じるのだ。

しかしながら、このストールを着けるたびに、「ドラキュラ風♪」と思っているわけではなく、ただの無地のストールとして毎冬お世話になっている。
ただ、黒を表にしても、絶対に赤は見えるので、服に合わせにくいと感じることもある。
合わせにくいなあと思っていると、結局全身黒にするのが一番楽なので、そこに落ち着いてしまうことが多い。
よって、私は黒のワンピースなんぞにこのストールを巻いて出かけることが最も多いのである。

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