ミラクル・マイル

ロバート・マキャモン作

※中途半端にネタバレしています※

ミラクル・マイル あらすじ

科学実験によって生まれた吸血鬼が蔓延している世界の物語。
吸血鬼に征服されかかった世界で、襲撃を避けながら、カイルの家族たちは思い出の地を目指す。

カイル夫妻が結婚の約束をした遊園地ミラクル・マイルで、カイルは吸血鬼に家族を壊されないための大きな決断をする。

登場する吸血鬼の特徴

  • 実験施設で作られた生命体。吸血鬼を作るつもりだったわけではなく、偶然にできてしまったらしい
  • 日光に当たると皮膚が裂け、体が割れてしまう
  • 拳銃で殺せる

その他情報

本作には、吸血鬼は登場するものの、吸血シーンが無い。主な登場人物4人のうち3人が亡くなるが、吸血鬼に殺された人は一人もいない。
吸血鬼がちゃんと登場しながら、吸血鬼退治のシーン、吸血鬼がはびこる様子だけ描写され、それなのに吸血シーンも犠牲者の直接描写もない、珍しい小説である。

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