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マント

公開日: : 最終更新日:2016/08/15 吸血鬼小説

マント

ロバート・ブロック

※ネタバレしています※

ストーリー

ヘンダースンは、怪しい貸衣装屋で、ハロウィンの衣装を借りる。ヘンダースンが選んだものは、店主が「本物の吸血鬼のマント」と呼んだものだった。貸衣装屋にも関わらず、店主はマントを返さなくてもいいと言う。

マントを身に着け、パーティに出かけると、ヘンダースンは自分の気持ちが邪悪なものになっていくのを感じる。他人も、彼の姿におびえるようだ。パーティで知り合ったシーラとともに、パーティで吸血鬼を演じているうちに、ヘンダースンは吸血の欲求さえ覚え始める。

自分の変化に戸惑う彼は、「近隣から怪しげな店と恐れられていた貸衣装屋が全焼し、地下室から土の入った棺の中に骸骨が見つかった」と書かれた新聞の号外を見かけ、自分が「本当の意味の吸血鬼のマント」を着ており、それに取り込まれかけていることに気づく。
パーティーの間に、気を許せるようになったシーラに、自分のマントの力を話すと、シーラは「私と同じ店で借りたのね」と言い、ヘンダースンの首筋に歯を当てた。

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登場する吸血鬼の特徴

  • 鏡に映らない
  • 土の入った棺の中で眠る
  • 青白い顔
  • 首から血を吸う

疑問点

マントを着ることにより吸血鬼化した者に吸血された場合、やはり死んだら吸血鬼になるのだろうか?

邦訳状況

●原書房吸血鬼伝説 ドラキュラの末裔たちに収録。仁賀克雄訳。

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