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一九四四年のドラキュラ

公開日: : 最終更新日:2015/01/03 吸血鬼小説

エドワード・D・ホック(Edward Dentinger Hoch)

※ネタバレしています※

1944年、ベルゲン・ベルゼンの収容所で、不審な失血死事件が続く。
所内を巡回していたシュレンベルク大尉は、皮膚病で太陽に当たれず、昼間の作業に出られない病人ヴラド・ツェペシュと、それを看病する老婆、オルガ・ヘルシングの存在を知る。

大尉は、「ヴラド・ツェペシュ」が、ドラキュラのモデルになったワラキア公の名であることを知り、ヴラドに注意を払うようになる。
しかし、その直後、収容所からヴラドが失踪。いくら探しても見つからないが、夜間に、コウモリの姿で大尉の部屋の窓べに現れる。
ヴラドは、自分がブラム・ストーカー「吸血鬼ドラキュラ」のモデルになった本人だと話す。(ヴラド・ツェペシュの子孫であり、ワラキア公ヴラドとは別人とのこと)
大尉は銃でヴラドを撃とうとするが、ヴラドはコウモリになって逃げ去る。

ヴラドがラウシュ大佐の服を着ていたことから、大尉はラウシュ大佐の家を捜索。大佐は、すでに吸血鬼にされていて、大尉の首に噛み付き、血を吸う。
大尉は、家の中で眠るヴラドを見つけ、胸に銃剣を突き刺そうとするが、すでに自分も同じ存在になりつつあることを知り、思いとどまる。

●登場する吸血鬼の特徴
・蒼白い顔色
・首から血を吸う
・コウモリに姿を変えることができる
・銃で撃っても死なない
・ドラキュラ型

●「一九四四年のドラキュラ」収録のアンソロジーは、「妖魔の宴 ドラキュラ編1」

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